相続・遺言
2013年1月 22日 火曜日
遺産分割と土地分筆
今回は土地家屋調査士業務と関連ある話をしたいと思います。
相続が発生した場合に、ある土地を複数の相続人が共有で所有することとなった場合、土地をそれぞれ単独で使用・管理したいと思った時は土地を分割してそれぞれ単独で使用収益することもできます。
この場合に遺産分割で一つの土地のどの部分をもらい受けるのか指定することは可能ですが、そのままでは土地の登記の名義は共有のままです。
そこで土地を分割(分筆)した後に遺産分割でそれぞれ単独名義で所有する相続登記をします。
その前提としての土地を分筆する作業が土地家屋調査士の業務となります。(続く)
投稿者 山田司法書士・土地家屋調査士事務所